乗用車と比べてものすごく大きいデザイントラック(ラッピングトラック)。
その「ラッピング」の製作過程はいったいどんな感じなのでしょうか。
特別に奈良地方協力本部の方から製作過程の写真をいただいたのでご紹介いたします。わくわく。
今回紹介させていただく、セノプロトラックス株式会社さんでおこなわれた、ラッピングの作業自体はじつは2時間くらいだそうですよ。
スムーズすぎてビックリ……!!
デザインさえ決まればあとは早いってことなんですね。
すごい……これぞプロの技!!
今回の自衛隊デザイントラックの製作工程の詳細を教えてくださった現役自衛官とっしゃんさんのX(旧Twitter)は以下のリンク先です。
現役自衛官ならではの興味深いお話がたくさんなので、ぜひアクセスなさってみてください。
現役自衛官とっしゃんさんによる最新情報と自衛隊見どころポイントが満載!
自衛隊デザイントラックのラッピング工程

例はセノプロトラックス株式会社さんの場合です。
おおまかな流れは以下のとおりです。
- 事前準備ドアの付け替え
トラック背面の扉を「フラットパネル(観音開きドア)」に交換する
- 手順1ラッピング画像の貼り付け
- 手順2アプリケーションシートを貼る
これが「色の薄い」状態です。
- 手順3気泡を押し出す
- 手順4アプリケーションシートをはがす
- 手順5カッターナイフで余分な部分を切り取る
施工前の様子(ドアを付け替えたところ)

施工前(ラッピング前)の様子です。
じつはシンプルブルーな背面なのでした!
右上のイルカがかわいい。
この状況だとおっちょこちょいなわたしにも背面の「imanishi logistics」がちゃんと「今西物流」って読めます(ドヤァ
この状態は、じつはドアを付け替えたあとのものです。
もともと取り付けてあるドアから「フラットパネル」のものに交換されているんですね。
フラットパネル=観音開きのドアのことです。
ラッピング開始

作業は屋内でおこなうのですね。
色は薄い状態なのは「アプリケーションシート」というものが貼りつけられているからです。
じつはセノプロトラックスさんのラッピング作業の様子は基本的に非公開です。
今回は特別に見せていただいています!!

近くによるとこんな感じ。
完成状態での似たアングルがこれなので

けっこう違うことがわかります。
これからいったいどのように仕上げていくのでしょうか。
現段階ではフラットパネルになった背面にラッピング画像を貼り付けて、その上にアプリケーションシートを貼り付けている、という状態です。
ここからヘラで気泡を押し出します。
そしてアプリケーションシートをはがしていきます。

プロフェッショナルな職人さんが作業をおこないます。
お二人はセノプロトラックスの社員さんで、看板担当をされている方々です。
なんと手作業なのです。
アプリケーションシートをはがしたあとは、カッターナイフで余分な箇所を切り取っていきます。

細部まで丁寧な作業をなさっていることが伝わってきます。
そして実感するデザイントラック(ラッピングトラック)の大きさよ……

全体的にハッキリ見えてきました!

細部の余分な箇所の切り取りが完了すれば、いよいよ完成ですね。
やっぱりカッコいいなあ~~!
ラッピングの作業自体は2時間くらいだそうです。
スムーズすぎてビックリ……!!
何日もかけて塗っていくような、油絵的なイメージがありました。
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