自分用メモも兼ねて、中東アター香油(アラブ香油、アラビアン香油)のブランドリストをまとめておきます!
日本から買いやすい、見つけやすいものを中心にまとめております。
中東フレグランスは偽物業者が跋扈しているジャンルです。
購入の際にはくれぐれもご注意ください。
業者や購入方法、金額によっては関税のかかることがあります。
個人輸入扱いになることがあるからです。
購入の際にはくれぐれもご注意ください。
原稿の合間に随時更新しております。
- アルハラメインのTwin Flower(ツイン フラワー)に画像を追加しました。
Al Haramain(アルハラメイン)
アター香油:Twin Flower(ツイン フラワー)

アラブ香油。清潔感のあるフローラルな香り。
肌に乗せると、時間をかけて少しずつ馴染んでいきます。
ボトルデザインはゴールドとピンクで、Alf Zahra(アルフ ザフラ)の色違い。
アター香油:Alf Zahra(アルフ ザフラ)
アラブ香油。シャネル No.5の特徴でもあるアルデハイドの入ったアター香油。
No.5が好きな人には刺さる可能性が高そうです。
フォーマル、洗練と気品、クラシック路線の香りのする香油です。
ボトルデザインはゴールドで、Twin Flower(ツイン フラワー)の色違い。
トップノート:
アンジェリカルート、コリアンダー、アルデハイド、オレンジブロッサム
ミドルノート:
ゼラニウム、イリス、ジャスミン、スズラン、ローズ
ベースノート:
モス、シベット、ムスク、サンダルウッド、ベチバー
アター香油:Miracle(ミラクル)
アラブ香油。
中東を思わせる、甘いスパイシーさとフローラルな香り。
アラビアンなグルマンさとフローラルさがあるといってもよさそうです。
香調の系統は、スウィート、フローラル、スパイシー。
ユニセックスですが甘さが強く、女性に人気があるそうです。
トップノート:
フルーティー、ピーチ、シトラス系
ミドルノート:
ホワイトフローラル、ローズ、ジャスミンなど
ベースノート:
バニラ、ムスク、アンバー
Khadlaj(カドラージュ)
アター香油:Hareem Al Sultan Gold(ハリーム・アル・スルタン・ゴールド)
アラブ香油。
「Hareem Al Sultan」は「ハレムの王」を意味します。それのゴールドバージョン。
肌にも髪にも使える仕様。
官能的かつ洗練された香りのアター香油です。
中東の香りではありますが、かなりフルーティーに寄っています。
西洋香水系統の香りになれた人にも使いやすそうな構成です。
官能的なのに媚びすぎない――絶妙バランスの香りです。
トップノート:
ベルガモット、ピーチ、プラム、パイナップル
ミドルノート:
ジャスミン、ピオニー(芍薬)
ベースノート:
ムスク、サンダルウッド、パチュリ
Lattafa(ラタファ、ラッタファ)
香水:Khamrah(カマラ)EDP
中東香水。グルマン香水。
中東バニラの金字塔。濃厚シナモンアップルバニラな印象だそうです。
香水:Oud Mood(ウードムード)EDP
中東香水。グルマン香水ではありません。
金色(黄色)のボトルと黒い紐模様が目印。
超濃厚な、甘く官能的なウードの香りがするそうです。
手づくりリードディフューザーに利用した場合は、スティック1本で充分とも言われているそうです。
トップノート:
ローズ、サフラン、インセンス(香)、シナモン少し
ミドルノート:
アンバー、ウード、バルサム、ムスク
ラストノート:
スイートバニラ、ウッディ、スモーキー、レジン(樹脂)
- 濃厚系の香りが好き(=香りに軽さは求めていない人)。
- バニラやローズの香りにドキッとする人。
- 香水の「残香」に包まれて眠りたい人。
- 外出よりも、自室・夜・秘密みたいなシチュエーションにときめく人。
- 香りに、異国性・物語性・ちょい悪を求めている人。
香水:Oud Mood Elixir(ウードムード エリクサー)
中東香水。グルマン香水ではありません。
金色(黄色)のボトルと黄色の紐模様が目印。
静かに燃える、内側の情熱を感じさせる香りだとか……!
- ノーマル ウードムードよりもスモーキー・スパイシーが好きな人。
- フェミニンな香りよりも中性的な香りを好む人。
- 香りに「語らずとも伝わる余韻」を求める人。
- バニラが主役じゃないと物足りない人。
- 濃いローズの香りを求める人。
Rasasi(ラサシ)
アター香油:Rabwa(ラブワ)
アラブ香油。
人によってはLattafaのOud Moodをアター香油にした印象、とも思えるようです。
華やかなクラシカル感よりも、渋さと妖艶さ。
甘さは中東香油特有のスモーキー寄りな甘さ。
ジャンルとしては、ウッディ、アロマティック、ムスキーです。
ユニセックスとされていますが、けっこう重めらしいです。
女性がつけると、わりと官能的に香るそうですよ。
朝と昼と夜ならば、夜を思わせる香り。
アター香油:Romance(ロマンス)
アラブ香油。
名称からはロマンティック路線を思わせますが、実際はクラシックフローラルな香り。
朝、昼、夜ならば、昼の余韻を感じさせる香り。
分類としては、フローラル、ウッディ、ムスキー系統。
ユニセックスとされていますが、女性寄りの柔らかさがあるようです。
トップノート:
フローラルブーケ(ローズ、ジャスミン、リリー系)
ミドルノート:
グリーンノート、パウダリー
ベースノート:
ウッディ、ムスク、サンダルウッド
- シャリマー(ゲラン)やRabwa(Rasasi)をちょっと重く感じる人。
- フローラルパウダリーとムスキーの、「官能性の予感」にときめく人。
- 肌からふんわりと香らせたい、「可憐な大人」スタイルが好きな人。
- うなじ向けの香油が欲しい人。
Swiss Arabian(スイスアラビアン)
アター香油:Jamila(ジャミラ)
アラブ香油。「Jamila」はアラビア語で「美しい女性」を意味します。
甘くて濃厚な香り。フルーティーかつフローラル。
系統としてはグルマンという人もいるようですが、私としてはグルマンには感じませんでした。
かなりねっとりとした質感を覚える甘い香りです。
香りのついたヘアオイルを連想する方もいらっしゃるかも……。
この”ヘアオイルっぽさ”は、調香(ブレンド)をすることで解決できます。
トップノート:
マーマレードのような甘くジューシーな香り。
ミドルノート:
ローズ、ジャスミン、ピーチ系の濃厚な花と果実の甘さ。
ベースノート:
アンバー、ムスク、ウッディ(軽め)
アター香油:NOORA(ヌーラ)
アラブ香油。中東香油界では超有名、古典的ロングセラーのアター香油です。
清楚なオリエンタルの香り。
香りの特徴は、ミステリアスなハチミツ香と清涼感のあるパウダリーウッディが混ざったもの。
「冷たいハチミツ」という表現が人気だそうですよ。
フルーティーでありながら、ややミントのような清涼感があります。
パウダリーな石鹸感と、神殿のような神秘的な雰囲気もあるとか……。
「もしも修道院でハチミツ香水が焚かれているならこんな感じ?」とイメージする方もいるようです。
トップノート:
ハチミツ、フルーティー(青リンゴ、マンゴー系)、さわやかさ
ミドルノート:
パウダリーなホワイトフローラル、やや石鹸的
ベースノート:
ムスク、サンダルウッド、アンバー、オリエンタルな甘さ
- シャリマーやローズ系の甘く濃い香りが少し重く感じる人
- 夏にも使える清涼感のある甘さを探している人
- 中東香水初心者さんのアター香油入門に◎(クセが比較的弱めらしいです)
アター香油:Layali(ライヤーリ、ライアリ)
アラブ香油。
Layali(ライヤーリ、ライアリ)はアラビア語で「夜(Layla)」の複数形です。
つまり、夜の数々……ということですね。
ユニセックスな香油ということですが、実際には女性に人気の香りだそうです。
トップノート:
ブラックカラント、オレンジ、プラム
ミドルノート:
イランイラン、ローズ、ジャスミン
ベースノート:
アンバー、サンダルウッド
香水:Rasheeqa(ラシーカ)EDP
中東香水。金色に青いボトル。
フローラルでグリーン系統の香りだそうです。
控えめかつ上品。朝~昼間向け。
アルデハイドが入っているので、シャネル No.5の系統に連なるフレグランスともいえるでしょう。
No.5よりも軽やかでナチュラルに寄せた感じです。
No.5が「クラシカル」「グラマラス」ならば、Rasheeqaは「透明感」「軽やか」「新鮮な花束」と例えることもできそうです。
トップノート:
グリーンノート、アルデハイド、ローズ
ミドルノート:
スズラン、ジャスミン
ラストノート:
ムスク、サンダルウッド、シダー
アター香油:Rasheeqa Rouge(ラシーカ ルージュ)
アラブ香油。金色に赤いボトル。
Rasheeqa(ラシーカ)はアラビア語で「優雅な女性」を意味します。それの「赤(rouge)」バージョンということですね。
トップノート:
ローズ、レッドフルーツ、サフラン
ミドルノート:
ジャスミン、アイリス、アンバー
ベースノート:
ウード、ムスク、バニラ
- フローラルだけでは物足りない人。
- 香水よりも”肌を香らせる演出”が好きな人。
- ボトルデザインを見た瞬間に、「これは肌に塗るものじゃなくてストーリーだ」と感じた人。笑
アター香油:Shaghaf Oud Ahmar(シャガフ ウード アフマル)
アラブ香油。
「Shaghaf Oud Ahmar」は「赤い情熱のウード」という意味です。
「Ahmar」はアラビア語で「赤」です。
ざっくりとした香りのイメージは、フルーティー×パウダリー×バニラ×ウード。
濃密で柔らかく、ぬくもりと女性らしさのある甘い香油です。
甘いけれど安っぽくなくて、重ねたくなるような、官能的な温かさがあるそうです。
夕暮れ~夜に似合います。冬にも◎
媚びていないのにロマンティックです。
トップノート:
ベルガモット、アイリス、フリージア、メロン、ピーチ
ミドルノート:
トンカ、アンバー、アップル、ローズ
ベースノート:
シダーウッド、サンダルウッド、アンバー、バニラ、ムスク、ウード
デフォルトのボトルはスパチュラ式ですが、ロールオンにできるパーツも同梱されている仕様です。
調香は、創作の合間の趣味として楽しんでいます。
香りのある日々に、癒しと元気をもらっています。
This is a personal hobby unrelated to my professional work.