気負わずに描いた軽めのものも含め、奈良時代イラストはひとまずこのページに掲載しています。
25/1/28:宝相華文様その2

奈良時代の宝相華文様を参考に描いた、奈良時代風のオリジナル宝相華文様です。
周囲には唐草をちりばめてみました。
色味は奈良三彩、唐三彩を意識して塗ってます。
奈良時代はおよそ1300年前なので、アンティーク調にしてみました。
25/1/28:男性の袍はたいへん魅力的だ

奈良時代の貴族男性の服は「袍」で、平安時代を思うとかなりスリムだなーと思います。
実際は革ベルトの上に組紐模様の飾り帯だったはず……
そして佩飾品(はいしょくひん。腰につけるアクセサリー)をつけていたはず……
そのへんの考証はすっ飛ばして、「こんな感じかな?」ってノリで見ておいてください。
冠の形状は古代史ドラマ『大仏開眼(だいぶつかいげん)』準拠にしています。
24/5/24:宝相華文様を描いてみた
宝相華は「華麗な花」を意味する言葉で、架空のお花です。
文様として使われるときは唐草文様の一種という扱いです。
デザインの細かい決まりはなくて、わりと自由にいろんな形のものが存在します。
中国の唐代、日本では奈良時代と平安時代によく使われました。

画像検索をする限りでは、上から見た図案と横から立体的に見た図案のどちらも存在することが確認できます。
今回は上から見た宝相華(ほうそうげ)の文様を描いてみました。
これをもとに、いろんな正倉院文様を手描きしていってます。
24/5/23:奈良時代っぽいダウンスタイルの髪型を考えてみる

リアルさを考えるなら、奈良時代の髪型は男女ともにフルアップ。
良くも悪くも強い異世界感!
「漫画内にひとりくらいはダウンスタイルベースの髪型の人物がいてもいいのでは?」と思ったので実験的に描いてみました。
奈良時代風味のハーフアップ。
うしろのまとめた髪は、当時の形状のお団子にすればソコソコいけるのではなかろうか。
ダウンスタイルは動きが出るのでイイですよね~。
里中満智子先生の『天上の虹』で、十市皇女(とおちのひめみこ。額田王の娘)がダウンスタイルベースの髪型です。
なので、漫画的な「読みやすさ」と「映え」を優先して、現代的な服飾のキャラクターが少しくらいいてもいいんじゃないかなー、なんて思ってみたり。
私が取り組もうとしている時代の範囲は『天上の虹』時代とは違うのもわかってはいるのですが……。
よくよく考えてみると、チャレンジしようとしてるのは『天上の虹』より後の時代になる『女帝の手記』『長屋王残照記』が近いですね。
『女帝の手記』『長屋王残照記』にはダウンスタイルベースのキャラクターはいなかった気がするンゴ……!!
奈良時代っぽいキャラクターたちをラクガキ……

ホントは掲載するのも恥ずかしい出来ですけど、数がないので賑やかしに載せておきます!
しばらく二次創作をしたあと、久しぶりに描いた一次創作(歴史創作)絵。
このときは手元に奈良時代の資料がほとんどなくて、記憶と画像検索をもとにラクガキしてました。笑
右上のカラーの女子は、孝謙天皇(阿倍内親王)のつもり。
かつてNHKで放送された天平ドラマ『大仏開眼(だいぶつかいげん)』の阿倍姫さまがこんな感じの髪型でした。