エディと澄江
2020年5月7日(木)
スプルーアンス提督の息子さんと、伊藤整一さんの娘さんをモチーフにした絵です。
史実のご本人さまたちのお年とはちょっと違いますし、そもそもこのように実際には会ってらっしゃらないはずですが、そこはまんがなので!
「史実をもとにしたフィクション」ということで、おふたりともお名前は変えさせていただいています。
制作過程
背景
この絵の背景は教会です。
実際に完成したものとはだいぶ色味が違います。
キャラクター部分の下描き
左側の少年エディが、「見た目は子供! 頭脳は大人!」がキャッチコピーの某・名探偵にそこはかとなく似ている気がしてヒヤヒヤ。
カラーリングは全然違うんだから、塗ったらきっとだいじょうぶなはず……!?
さらにバランスを整えます
エディにはひとまず眼鏡を外してもらいました。
右側の少女 澄江は左目に泣きぼくろがあるキャラクターとして設定。
ぶら下げているお人形は、『ラガディ・アン&アンディ』をイメージしたものです。
そのままのデザインはイカンと思うので、雰囲気だけ。
1918年に絵本で発表された『ラガディ・アン&アンディ』は、布製のお人形が大ヒットしていたそうです。
ペン入れ(エディ)
エディの部分はこんな感じです。
眼鏡は定番・丸メガネでいくことにします。
ペン入れ(ふたり)
ふたり揃うとこんな感じに。
澄江のおさげはともかく、エディの髪型は大ウソです……。
下塗り(バケツ塗り)
ペンのハッキリくっきり線が効いて、アニメっぽい感じです。
…………ここまで来て、エディには丸メガネが似合わない気がしてくるアテクシ……。
エディの眼鏡を外すと……
眼鏡のデザインにますます悩みますが、描いてしまった以上はけっきょくこのまま突っ走ることに……!
実際のまんがではもうちょいデザインを考えたほうがいいかもしれない……。
完成間近
あとは全体的な陰影と、キャラクター部分(とお人形)の塗りこみをもうちょいしたいところです。
完成!
できましたー。
意外と時間がかかってしまったけど、その分けっこうお気に入りの絵に仕上がりました。